- メガネとコンタクトどっちがいいの?
- 「メガネのほうが目が悪くなる」とか「コンタクトのほうが・・・」など色々聞かれたことが一度はあるかと思いますが、結論から言うと「メガネを使ったから」もしくは「コンタクトを使ったから」目が悪くなると言うことはありません。メガネとコンタクトはそれぞれ一長一短です。
どちらがあなたにとって良いかは生活環境などによって変わってきます。しかし、実際の度数より「よく見えるから・・・」と、強すぎるメガネ・コンタクトつけていると、強めの度数を好むようになるため、逆に強くしないと見えないなんてことにもなりかねません。メガネ・コンタクトは眼科医の処方のもと自分にぴったりの度数で使いましょう。
- ハードとソフトの違いは?
- 大まかにまとめてみました
ハードレンズ
メリット
- 酸素を良く通す
- 長時間装用が可能
- 取り扱いが簡単
デメリット
- 特に装用初期は異物感が強い
ソフトレンズ
メリット
- 装用感が良い
- ズレ、脱落がほとんど無い
デメリット
- 酸素を通す量が少ない
- 汚れやすい
- アレルギー性結膜炎などのトラブル発生率が高い※
※ハードレンズに比べて20倍近く高いようです
どちらも一長一短なので、生活環境に合わせてうまく使い分けるのも重要です。
- 使い捨てが目にいいって聞いたけど?
- 使い捨てレンズは1日や2週間で交換するタイプなどいくつか種類のあるソフトレンズです。短期間で交換するため衛生面では普通のソフトレンズよりもよいでしょうが、レンズを装着することによって起こる目に対しての負担は大きいです。「使い捨てレンズ」=「誰でも簡単に使えるレンズ」ではありません。使い捨てだからと洗浄を怠ったり、使用日数を超えて使ったりすると眼障害を起こす可能性が非常に高くなります(通常のコンタクトでも正しい使用方法を守れない場合には眼障害の起きる可能性は高くなります)。あなたの生活環境やコンタクトの使用頻度などよく相談したうえでのコンタクト選びをお勧めします。
- どのくらいの期間使えますか?
- ハードレンズ:2~3年
ソフトレンズ:1~1.5年(使い捨てレンズは除く)
※毎日10時間程度の使用での目安です。
※使用状況などにより個人差がありますので上記年数よりも前後することはあります。
- 年齢の制限はあるの?
- 特にありません。最低条件は・・・
- 自分でコンタクトを装脱できること。
- 取扱いを正しく行えること。
- 装用上の注意を守れること。
以上のことができればどなたでも使用可能です。
- 初めてのコンタクト、どのくらいお金がかかるの?
- 通常のコンタクトであればハードが2~3万円前後。ソフトは2万円前後。(コンタクト2枚両眼分)
これにコンタクトを保存するケースや洗浄液など付属品が約2,000円程かかります。使い捨ては箱単位の購入で1箱3,000円程度です。
また、定額制のメルスプランをご検討の場合はこちらでご確認下さい。
*当店の店頭価格での目安です。種類等によって変わります。詳しくは直接お尋ね下さい。
- コンタクトを作るのに検査がいるの?
- 必要です。
コンタクトレンズは高度管理医療機器ですので、眼科医の診察・処方をもとにお客様に合わせた商品をお渡しすることになっています。
また、コンタクトは0.05~0.1mmの単位でカーブやサイズが違います。そのため、お渡ししたコンタクトがあなたの目に本当にぴったりあっているかどうかは、その後の定期検査などでも確認します。したがって、コンタクトを作成するときだけではなく、その後も含めて検査は大変重要です。
- スポーツしているけどコンタクトは大丈夫?
- ほとんどは大丈夫かと思われます。
ただし、スポーツにもよりますが、人の手があたったり激しくぶつかったりした場合は、ハードでもソフトでもずれたり脱落したりする場合がありますので充分気を付けて下さい。
- 疲れてコンタクトをつけたまま寝てしまった・・・?
- コンタクトのの種類にもよりますが大変危険です。
寝ている間はまぶたを閉じていますので、コンタクトをはずしていても目に酸素が届きにくくなります。それなのにコンタクトをしたまま寝てしまうのは、さらに目に届く酸素の量を減らすことになります。
特にソフトレンズの場合は、レンズの性能上ハードレンズに比べると酸素の透過する量が少ないため、はめたまま寝てしまうことが常習化している方は、目にかなりのダメージを受けていることが予測されます。
また、ハードレンズでも裸眼の状態に比べると寝ている時は酸素は届きにくくなりますので、連続装用が可能なコンタクトでもはめたまま寝るのは避けるようにしましょう。
- 最近近くが見えにくい。老眼でもコンタクトはできるの?
- できます。
一般的に老眼といわれる症状の大きな特徴は、ピントをあわせる力の低下によって近くが見えにくくなります。これは近視でも遠視でもどんな方でもいつかはやってきます。コンタクトをはめて遠くが1.0とか1.2まで見えるような状態であれば、当然近くの見づらさを感じるはずです。(個人差がありますが40歳代ごろからの方が多いようです)。
そこで、近くを見るために何らかの対処をしないといけません。- コンタクトの度数を少し弱くする。(運転などはあまりしない方)
- コンタクトで遠くが見えるようにあわせて、コンタクトをはめたまま近く用のメガネ(いわゆる老眼鏡)を使う。
- 片方の目で遠くが見えるように度数をぴったりあわせ、残りの目は度数を弱くして近くが見えるようにあわせる。
- 遠近両用コンタクトを使う。
などいくつか方法がありますので、あなたの生活環境など考慮した上で対処法を選ばれるのが良いかと思われます。詳しくは直接ご相談下さい。